日印フードビジネス協議会の設立総会に出席しました
本日、日印フードビジネス協議会の設立総会が行われ、出席させて頂きました!
下記は、取材記事です。
https://www.sankei.com/economy/news/180529/ecn1805290048-n1.html
会長にはインドで大きなシェアを持つスズキ自動車の鈴木修氏が就任され、顧問にはイセ食品の伊勢会長を始め、JICAやJETROの副理事長も参画され、参与には農林水産省・経済産業省の審議官の方々も入り、錚々たる方々が役員として出席されていました。
プロジェクトとしては、コールドチェーン等の委員会も具体的に思案されており、今後日本とインドを結ぶ流通が、この協議会によって大きく発展するのではと思いました。
鈴木修会長の挨拶の様子です
伊勢会長の挨拶の様子です
弊社も、ベンチャー企業で若輩者ではありますが、有機農業を中心とした農業プロジェクトを推進すべく、参加させて頂きました。
世界の安全保障の根幹は「食」です。
今後100億を超える世界人口で、農産物の確保は必至ですが、遺伝子組み換えや水耕など、再現性は高いが自然共生性が低い農業に行きがちです。
一方、土壌水質汚染に影響を与える農業は世界的に警鐘が鳴らされ有機農作物の需要は高まります。
日本では、人口の減少による人手不足、台風などをはじめとする災害や異常気象により、需要と供給のバランスを取る難しさなどで、農業者が安定して暮らせていないのが現状です。
しかし、日本には近代農業が始まる前から営まれてきた有機農業の精神、文化や技術が継承されており、またそれが次世代により、世界へ広めていくために活動されています。
インドは、13億人を超える人口を抱え、世界第二位の人口大国です。また、経済成長率は7%を超えています。
今後、ものづくり・輸出の拠点を目指すインドでの、「食」や「農」のあり方は、世界の食の安全性だけでなく、地球規模での土と水の汚染や、環境保全に大きく関わります。
大きな経済成長を経験した日本だからこそできる、世界の安全保障の根幹である「有機農業」を通じたプロジェクトを、日印間のさらなる友好を築きながら実践することにより、人的交流・情報交換・相互協力などさまざまな面で寄与できればと思います。
有機農業の普及が進めば、必ず多くの問題が解決してゆきます。
未来の世代に心地よい地球を伝えていくことができればと思います。
日本がインドとの絆を深く確かなものにし、アジアから食を発信する新時代に向けて歩み始められたらと思います。
伊勢会長と弊社代表との写真です